林 秀煥(イム スハン)くんは日本写真芸術専門学校 I 部(昼間部)3年制写真科フォトアートゼミの3年生。在学中にNikon Salon juna21の公募に通過し、今回新宿Nikon Salonにて「Picturesque」を開催。「どんな作品なのか?」取材しました。
「Picturesque」とは『絵のような写真や感覚....』。
最初から「Picturesque」を求めてはいないけど、創っていくうちにそんなイメージになりました。
ある先生からは「逆に写真でしか表現できない、写真らしい作品」との意見も頂きました。
タイトルは僕が作品について話している時に友達が命名してくれました。
この作品は『自分が動いて撮る』ということがポイントです。そういう風に見せたかったのですが、展示スペースの関係でなかなか考えているようにはいきませんね(笑)写真の展示サイズが凄く重要なんです。
そもそもの来日目的は『芸術』を学ぶために来ました。韓国でも大学で学んでいましたから。でも「絵画」って柄でもなくて。年齢的なものもありますけどね(笑)。写真は趣味でも撮っていたので。有りかなって。もう来日して5年、早いですよね。
一生のテーマに『時間』で撮影しています。今後はアラスカや砂漠なども撮りたいけど、まずは継続的に日本で活動しようと考えています。それには就職や大学院などの道も...でも本当は、自分の作品を売りながら生活するのがBestなんですけどね。次回作が年内くらいまでに発表できれば良いなって思ってます。
先生は『あと2~3回くらいは個展を開催しろ!』って言ってますが・・(笑)
日本写真芸術専門学校の講師陣に会えて、本当に良かったと思います。ゼミ名の通り、「フォトアート」ということで、自由に作品制作ができる教育環境が整っていると感じています。これには個人差があると思いますが、少なくても僕にはピッタリとマッチングしていました。
そして、僕が大事にしていることは、とにかく作品を『見せる』こと。見せることにケチな人は作品が前に進まないんじゃないかな。いろいろな人に積極的に見せることによってさまざまな反応や意見、アドバイス等がもらえて・・・自分自身に返ってくる。これが凄く勉強になると思いますよ。