「スポーツ絵巻物」藤原 拓也 写真展

藤原さんがフォトフィールドワークに入学しようと思ったきっかけは?

小学校3年生の時、アメリカに家族旅行に行きました。その時に父からインスタントカメラを借りて、夢中で撮影したのを覚えています。 その後はスポーツ...バスケットボール一筋で、高校ではインターハイにも出場しました。
ただ、将来の事を考えたとき、「何か手に職を付けたい」「旅行が好き」「名前の由来でもある自ら開拓する」など、いろいろと考えて日本写真芸術専門学校のフォトフィールドワークゼミに入学しようと思いました。

父兄から反対とかは?

実は、父も母も写真関係の仕事をしておりまして、「カメラマン」に対するイメージはすごく浸透していました。姉も兄も手に職を付けて働いているので、特に反対とかは無かったですね。
今回もこの個展の受付をしてくれたり、本当にありがたいです

在学中エピソードなどがあれば、教えてください

正直、入学したら気持ちがのってくるだろう。と思っていましたが、全然のらなくて・・・当時を振り返ると、あぁ...子供っぽかったな。と。在学中は本当に先生方に見守って頂きました。飯塚先生はしっかり締めるところは締め、厳しさの中に優しさのある先生です。先生が笑ってくださる時が安心しますね(笑)
あとは、とにかく海外フィールドワークに行きたかった。これも両親に感謝です。

海外フィールドワークでスポーツをテーマにしようと思ったのは?

セバスチャン サルガド先生のワークショップのとき、最初の自己紹介がすごく長かったのを良く覚えています。家族構成や生まれた場所、子供の頃の生活環境などなど・・・『自分』のルーツって何だろう?と考える事が出来ました。
海外フィールドワークも半年間という長いスパンで実施する授業なので、そのルーツを撮りたいと思い、一番しっくりくる『スポーツ』を選びました。
テーマを決める時も先生方からいろいろアドバイスを頂いて、とにかく気合いと気力で推し薦めていったのを良く覚えています。(笑)

海外フィールドワーク中のハプニングなどは?

撮影の性質上、三脚を酷使してしまいます。フィールドワーク中も壊れてしまって。僕の三脚はクイックシュータイプだったんですけど、雲台を探すのに半日かかってしまいました。だけど、中国の地元の方が探すのに協力してくれて、お店まで付いてきてくれて値切り交渉までしてくれたのです。本当に嬉しくて。この間の地震があった時も海外から連絡を頂きました。
出発する前から先輩方に『海外フィールドワークは計画通りいかないよ』とアドバイスも頂いていました。なので良い意味で期待はずれのことも多々ありました。
(ボートの上でバレーボールをしている写真の前で)この作品は同じクラスの志村くんが、トンレサップ湖の情報をくれて、すごく良いシチュエーションで撮影できました。
(タイのキックボクシングを観戦している写真の前で)撮影はスピードが命。中には警備員がいる状態も。三脚持ち込みは3万円などと言われましたが、夜10:00の最後の時間を見計らって撮影した写真です。どの作品にも色々と思い入れがあります。

卒業してから思うこと。

学生の頃、先生がおっしゃっていた事は正しかったんだなぁ・・・ってつくづく思いました。作品を創る上で『コンセプト』はとても大事で、様々な経験をされている先生方の言葉はとても重かったです。

これからの活動について。

ウェディングカメラマンとして活動しています。将来的には写真集が作りたいです。また、この作品とは別に海外フィールドワークで撮影していたモノがあるので、それを日本でも撮っていきたいです。

みなさんに伝えたいこと

スタジオを勉強して、外で写真を撮る時に生かしたいです。
写真の方向性があるかもしれませんが、『海外』に触れるのはとても良い事だと思います。僕も写真展が出来たから言えますが。
海外フィールドワークに参加している時はプレッシャーもあり、『無駄になるかも?』なんて思った時もありましたけど、海外に行って良い写真を撮りたいとつくづく思います、お互い頑張りま しょう!

2011年4月5日(火) 〜 2011年4月11日(月) 新宿ニコンサロン juna21 大阪NikonSalon 新宿ニコンサロン Juna21

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