パンテオンより

パンテオン屋上より見るパリ
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奇妙な・・・

8月30日〜9月12日にパリ市内で行われていた
Etranger Film Festival (奇妙な映画祭)に行ってきました。
http://www.etrangefestival.com/#

日本人の鈴木則文監督、園子温監督へのオマージュとして
2人の作品が大きく取り上がられていました。
その他には三池崇史やヒッチコック等々。

毎年行われるこの映画祭。企画者によって選び抜かれた各国の奇妙な映画が一堂に会し、満員御礼の会場も続出、独特の雰囲気が出来上がっていました。

他では決して見ることが出来ないだろうというコアな映画も勢揃い。
私は、張り切って割引5枚クーポンを買っていたのですが、結局は9本も見てしまって散財。

鈴木監督もビデオレターで参加。
園子監督は来仏し、上映後のQ&Aにクールに参加
(終わった後、走って監督を追いかけました)

上映後の反応はよく、一度見たら病みつきになって次の映画を見てしまう人が続出
(私もその一人です)

日本の社会背景を元にオリジナルな脚本・映像を紡いでいるのだけれども、
とてもシュールで、いろんな意味で色濃い(映像も、内容も)!

そこにある日本の日常の社会背景をフランス人が理解するのは、難しいだろうなと思った。
なぜかというと、上映後のQ&Aでは後半は監督の応答に対する反応に食い違いが何度か見られたので。
その部分の理解を除いたとしてもスペクタルとしても評価されていたように感じた。

園子監督が最後に言っていた事。
「自分の存在価値や意義というのは他者との関係によってはじめて自覚できるものであるから、人と人との関係がますます希薄になっている現代は、自分の居場所や、存在価値みたいなものを見いだしにくくなっている。
そういう世の中では、自殺という行為が簡単になる。
フランスでも将来、もっとインタ-ネット化が進むと危ないことになるんじゃないかなー」

その後、客席反応がありました。
「フランスでは同じ事は言えないじゃないのか?」、と。

私もそう思った。個人的な考えだけれど、インタ-ネット化が進んだとしても、人と人とが直接話をするということの重要さがフランスという国で大きく変わるようには思えなかった。むしろ昨日話足りなかったことをメールで追加!という風になりそうだ。

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