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言葉が引き出す写真の魅力―NPI卒業作品展アワード

(03 月 03 日更新)

 

2/23(金) 目黒区美術館区民ギャラリーにて

NPI卒業作品展アワードが開催されました。

 

 

NPI卒業作品展アワードとは?

 

本校の卒業作品展に出展された作品の中から、

最優秀作品・優秀作品が選ばれます。
選考員は写真家や写真研究者、写真ディレクター、アートディレクター。

ノミネート作品の中から1人3作品まで候補を挙げ、

その中からNo. 1を決めます。

 

審査員の皆さん。議論が飛び交います。

 

 

写真と言葉の相乗効果

 

ここで注目したいのが、撮影者本人が作品をスライドショーで

見せながらプレゼンを行うという点です。

写真を撮る際に意識したことや被写体のテーマについて

論理的に話す人・撮影時の気持ちを素直に伝える人・

撮影した場所など事実だけをシンプルに伝える人…

ノミネートされた12名の学生による

様々なプレゼンが繰り広げられました。

 

普段は目からしか入らない写真の情報が、

耳からも入ってくるのはとても新鮮です。
プレゼンを聞く前と聞いた後で

写真の印象がずいぶんと変わったものもありました。
言葉になることで作者の意思がより深く伝わるだけでなく

話し方や仕草から撮影者の人となりが見えてきて、

作品から伝わってくるものの厚みが増したような感じがしました。

 

7分の間に思い思いのプレゼンを行います。

 

プレゼンの後は審査員による感想・質問タイム。

 

作品は何らかの意思を持ってつくられますが

通常、そこに作者の(文字通りとしての)言葉はほとんど介在することはありません。

言葉を持たない作品は、どれだけ正確に

その意図を伝えられるでしょうか。
筆者は、美術館や展示会で作品を見る時に

キャプションを見ずにまず作品を見て、

何を表しているか考え自分でタイトルを想像します。

そうして答え合わせをすると、全くの見当違いだったりすることもよくあります。

 

学生によってプレゼンは様々

 

もちろん、言葉以外で訴えかけ

受取手の感性に任せることができるのが

作品の良い所ですが、一方で言葉によってその意図が

確固たる説得力を持つことも事実です。

講師の村越としや先生は

先日行われたポートフォリオコンペの総評として

このような言葉を寄せられています。

 

—「(略)もちろん必ずしも写真に文章をつける必要が

あるわけではありませんが、

自分の写真をより良く見せること、より深く伝えること、

見る人の写真に対する感度を上げることが出来るとしたら、

タイトルのこと、文章のことをもう少し考えてみようかな…

と思いませんか?」

 

審査員の菅沼先生

 

写真の表現をワンランク上げるために

文章や言葉の力を借りてみることも大切なのですね。

 

現在開催中の卒業写真展を始め、

本校の展示には学生が滞在することが多いです。

例えば、各写真教育機関と合同で開催される

写真学校8校による卒業制作展 2018 vol.2にも、

時間帯によっては本校の学生が滞在しています。

彼らに声をかけ話を聞くことで、

普段は視覚から捉える写真に

撮影者の生の声という情報を取り入れてみると、

新しい見方が生まれるかもしれません。

 

目黒区美術館区民ギャラリー

 

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卒業制作展開催中

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【写真学校8校による卒業制作展 2018 vol.2】

会場:ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 1+2
会期:2018年2月27日(火)~3月5日(月)日曜休館
時間:10:30~18:30 (最終日:15:00閉場)
住所:新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階
URL:http://npi.ac.jp/wp/photo/archives/2979?mail=180301

 

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