「diffusion」高橋優也 写真展

6/23~7/1、渋谷 ES Galleryにて、写真展「diffusion」が開催されました。
この展示は、多方面に渡って活躍するモデル・明日花キララさん、ロックバンド「ミオヤマザキ」のボーカル・mioさん、そして本校の卒業生である写真家・高橋優也さんによるコラボ展示です。
高橋優也さんは新進気鋭の若手写真家。ファッションや広告など幅広いジャンルで活躍されています。

高橋さんは、様々なアーティストやタレントとのコラボ展示でも話題に。
昨年開催されたSILENT SIRENのボーカル・すぅさんとのコラボ写真展「SIRENT NOISE」では、本校のインタビューに答えて頂きました。

前回の展示についてはこちら▼
写真展にエンターテイメントを。「SILENT NOISE」高橋優也 × SILENT SIRENすぅ

今回の写真展についても、お話を伺わせて頂きました。
写真展にエンターテイメントを追求する高橋さんの、新たな試みとは。
今回のインタビューも必見です!

©高橋優也

展示のきっかけは何ですか。

元々mioさんとは知り合いで、彼女のPVを撮影したんです。
その時に出演してくださったのが明日花さんでした。
僕の作風をすごく気に入ってくれて、2人を撮った展示をしてくれないかと明日花さんからお願いされたのがきっかけです。

写真展においてエンターテイメントを大切にされている高橋さん。前回の「SIRENT NOISE」に引き続き、どういった反響がありましたか。

高校生や大学生といった、若い世代がたくさん来てくれます。
従来の写真展より楽しく、足を運びやすい展示にすることを目指しました。
写真だけでなく、空間そのものを楽しんでもらう感じですね。
たとえば、会場のアロマやBGMなどは明日花さんに選んでもらいました。

前回の展示と大きく変わった所はどこですか。

前回とは違い、展示作品を買うことができるんです。
日本ってあんまり、写真を買って部屋に飾る習慣が無いですよね。
そういう習慣が、もっと広がって欲しいなーって。
高価な一点物じゃなくて、例えば服を買うみたいに、気軽に写真を買えるようになったらいいですよね。
この展示作品も、複製したものを売っています。
僕の作品が売れれば売れるほど嬉しいです!笑

高橋優也というアイコン

例えば広告写真の撮影をする時に、決められたルールの中で撮ることに不自由さを感じていて…。
自分にしか撮れない写真を撮りたいと思っています。
僕自身がアイコンになって、「高橋優也にしか撮れない写真」を発信していきたいです。
世の中に上手い写真家はいくらでもいます。
だったら自分はコンテンツで勝負していきたい。
だから僕は、あんまり自分のことを写真家だと思っていないです。
高橋さんは、インタビューの中で繰り返し「写真が無くなってほしくない」とおっしゃっていました。
写真が衰退しないために、時代の流れに合わせた写真の在り方を追求する、それが高橋さんのスタイルです。

年に4回は展示をやりたいと語る高橋さん。

今後の展示も、とても楽しみですね!

●Plofile
高橋 優也(たかはし ゆうや)

instagram:@yuyatakahashi.monster
twitter:@YUYA_STER
facebookhttps://www.facebook.com/yuya.takahashi.1865

日本写真芸術専門学校 2014年度卒。 写真家のレスリー・キー氏に師事し、 その後フリーランスとして幅広いジャンルで活躍。 現在は雑誌や広告の仕事のほか、 同世代のアーティストや俳優との作品作りに取り組んでいる。

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