サバ 2 ・ クダット

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キナバル山の村、クンダサンから山を下り クダット(Kudat) へ。
 
コハディさんの知り合いがKLへ行くため、
車で送ってコタキナバルまで送ってもらいました。
サバFMを聞きながら、、くねくねと、、下る、、道。
酔いました。。
車酔いするなんつぁいつぶり。
それと、コタキナバル暑すぎ。
涼しいキナバルの村からマレーシアが熱帯である現実に引き戻されました。
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乗り合いタクシーにてクダットのミソンプルー(Misompuru)のミニャック村(Kg. Minyak)へ。
 
今回泊まるのがここ↓↓
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ここクダットにはルングス族(Rungus)。耳に聞こえる音はルグス。
 
ミニャック村の人たちは多くが農民です。
ここの米畑はそんなに大きくなくて、収穫も昔ながらの手でやってました。
日本なら根元から刈ると思いますが、
ここでは稲穂だけ。
おばちゃんたちが握ってるのはヒンガマン(Lingaman)です。
それを使ってさくっと収穫します。
 
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最初は初めてやる作業なので、おそるおそる稲穂の収穫を手伝ってましたが、、
これがまた、
まるで前からずっとやっていたかの様です。
自分でも不思議なくらいすぐに上達して、
地元のおばちゃんたちと同じくらいの摘み取りスピード。
さくっ、さくっ、さくっ。っと。
そして、楽しいのなんのって。
日本人が来ていきなり手際良いもんだから、
おばちゃんたちは笑ってました。
あんた、やるわね。
 
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彼らの主食はもちろん米。
泊まった家のお母ちゃんは赤い米(ヒル・ライスと呼んでました)
と白い米をミックスして食べてました。
昔の人はみんなこの赤いお米食べていたそうです。
健康に良いんだとか。
毎回どこへ行ってもたくさん食べさせてくれます。
ここでも、この白い入れ物ほとんど全部が自分用です。
ありがたいですね。
 
と、マレーシアのボードゲームのケロム(Carrom)。 
 
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朝、ここでもおそろしく乾期だと言ってましたが、
約2ヶ月ぶりの雨。
外に出れないためルングス族の装飾品のビーズ作りをしました。
デザインの意味はよく分からなかったですが、
一番伝統的なデザインだそうです。
 
教えてもらってる人はさすが手際が良いです。
だってあたし毎日やってるし。って。
白2つに黒1つ。
はい、それを通してこっちに繋ぐ、、と
ややこしい作りでしたが、数時間かけて完成。 
 
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オランアスリの火起こし機にドゥスンの横笛、ルングスのビーズ。
アイテムが地味に増えていっています。 
 
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泊まってるとこのお母ちゃんはキリスト教のシスターで
看護士として地元密着のクリニックで働いています。
 
ここには医者がいないため、初期診断でしょか、初期治療でしょか。
それしかできません。
急病の場合はいそいで街の医者まで運ぶそうです。
月2回だけ街からお医者さんが来て主に妊婦さんを診断して、
それ以外の普通の日は、1日20人くらいの患者さんが来ます。 
 
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ゴング村へ。 
 
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泊まっている村から車でちょっと行ったとこに
サバにもなぜだかここだけの、村中ゴングだらけのゴング村があります。 
鉄とアルミで作られるこのゴング。
村のあちらこちらで、トンテンカンの音が聞こえます。 
 
ルングス語ではサンダガウ(Sandagau)。
 
ちょっと弾いてみてと言うと、
すぐ、美しい音とともに
目の裏にルングスの村の楽しさが見えるようです。
あ〜きれい。
 
金色のは、クリンタガウ(Kulintangau) 
 
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ちょっと大きいゴングは、タバグ(Tavag)
竜の装飾があるのはポンポ(Pompo)
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村で一番大きいゴングは直径5〜6mありそう。
でも、もちろん演奏用ではなくって飾りだそうです。
とにかく、この村全体がゴング作りしてます。
そして、演奏を頼んだ村人みんな演奏出来ましたから、
まさかみんなあのゴングを奏でられるんでしょうか。。 
 
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ぼけ〜〜、っと座って眺めてる景色です。
キナバルの風とは違いますが、ここの雰囲気も素晴らしいです。 
 
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マリックさん。
いろんな物を作ってて、米、はちみつ、ココナッツ、ゴムの木、その他。
乾期で村人の多くの米がやられる中、
マリックさんの米は元気よく育ったらしいです。
ほら、見て。良い米でしょ。
 
はちみつの箱一つで月80RM。
これが2層になってるのと1層のがいたるところにあります。
おれは蜂たちと友達だから刺されないんだ。と。
 
ゴムの木はだいたい4〜5月のシーズンは葉がほとんど落ちてダメらしいです。
水っぽい樹液が出てくるだけ。 
 
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米畑へ。
ここでも手で稲穂を摘み取ってました。
稲穂摘みにはまった自分は、もはや地元の手つきですね。
炎天下の中、もちろんすごい暑いですが、
下手したら1日中やってられるかもしれません。
稲穂はやたら集中できます。
 
しかし、集中して稲穂を摘み続けるものの
村を案内してくれてる人が
「ケイタ! 暑いだろうから帰るよ!」
「いやいや、ここは訪問者の意見を聞くべき。収穫を続けたい。やたら楽しい。」
「でも暑いでしょ?」
「暑いけど、続けたい。楽しいから。」
「でも、暑いでしょ?」
 
もはや、暑いのは自分じゃなくて案内してくれてる人で
ほんとはずうっと収穫してたかったですが、
昼食へ。 
 
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マリックさんの漁へ付いて行く事に。
 
途中あった、昔の油井。
ここの村の先祖はこの油井を崇めていたんだとか。
でもなぜ??
 
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乾期でいつもよりもかなり干上がったマングローブ林。
それでも地面はまだ少しぬかるんでるので、
マングローブの足をつたっていきます。
あの細い足は意外に丈夫です。
ここではタゴム(Tagom)という貝を穫ります。
ひょこっ、と地面から頭を出した貝を見つけるには熟練が必要ですね。こりゃ。
自分は3つしか穫れませんでした。 
 
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市場では4つで1RM。 うまい。 
 
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吊り橋を渡って漁へ。
 
マリックさんはバジャウ族の女性と結婚したらしく、
猫の目を見てその日の海の状態を見る技をバジャウの父から学びました。
他のルングス族の人たちは、んな馬鹿な。
と最初は言ってましたが、だんだん信じたそうです。
猫の目が大きかったらとか、小さかったらとか、
どうやら満ち潮、引き潮が分かるらしいです。 
 
この日はどっちだったんでしょ。
夜また漁するって言ったましたから、きっといい感じの目です。
 
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ふわふわの砂浜はすでに夕陽に染まっていました。
マリックさんの投げる投網もオレンジの光に染まり、
地平線に近い陽ほど世の中で綺麗で、景色を変えてゆくものは少ないのでは。
自らの足を砂に置けば、そこだけ水が抜けて巨人気分。
波の音と一緒に歩く砂浜のこの短い時間、
何度見ても夕陽が綺麗な事を思い出させてくれます。
 
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太陽ってこうやって水平線に落ちていくんですね。
知りませんでした。 
 
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伝統衣装を着ました。
 
帽子はシガル(Sigal)、シャツはバドゥ(Badu)、
たすきはサンダイ(Sandai)、腰巻きはホコス(Hokos)。
 
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帽子に使ってる布の柄です。
4人の人とトカゲが2匹。 
 
で、この意味はなんですか?
って聞いても分からないですよね、そりゃ。
自分もたぶん日本のこういう柄の意味とかたぶん知らないですし。
 
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早朝、近くのルングスマーケットへ。
 
感動したことに、
ルングスのおっちゃんたちが、ルングスの帽子を自然に被ってました!
なんと!
こりゃ、渋い。
あまりにも自然に被ってるので、それが逆に素敵すぎ。 
 
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「おっちゃん、なんでその帽子被ってるの??」
 
「いや、だって、おれルングスじゃん。」
 
なんと!!
おれはルングスだから、ルングスの帽子被るでしょ、そりゃ。って。
そーですよね。ルングスなら被りますよね。
カッコよすぎ。
 
もちろん若者は被ってませんが。。。
 
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そして、クダット終わり。
 
コタ・ブルッへ続く。 
 

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