2021.04.05
志望動機は企業に応募するに至ったきっかけと理由を伝える項目です。
ただ入りたいではなく、「 論理性を持ってイメージできる 」ように表現すると興味を持ってもらえます。
自己PRではご自身について、志望動機では熱意についてがテーマと認識すると分かりやすいですね。
そんな志望動機の構成を中心にお伝えします。
前回の自己PRと同様で論理的表現はそのままです。
そこからどう組み立てていくかがここでは大事です。
筆者の自論にはなりますが、主にポイントは三点です。
【きっかけの過去】
まずはみなさんが一番悩まれる“出だし”の部分です。
ここは前回も言った通り、結論からです。
〔例〕私は○○を目指しています。
そしてそこに至ったきっかけは何だったかを記します。
別の言い方をすると、クリエイターとして何を目指しているか、また目指すきっかけは何だったのか。
ここでは想いの根の部分についてを記していきます。
【入社したい現在】
きっかけを踏まえて、企業に志望した理由を記していきます。
こうすることで、やりたい業務を考慮して企業を探した結果貴社にたどり着いたという構成の流れが掴めます。
ここに関しては人によって違いが出ますので、感じたことを素直に記していきましょう。
注意すべきなところで言うと、この志望動機は企業研究の成果が反映されています。
クリエイターとしてどこに惹かれたのか、目指したいきっかけと結び付けをして文章を作っていきましょう。
〔ざっくりとした例〕
貴社を志望した理由は○○です。
私が目指している作品制作において○○な部分に惹かれました。
特に××の制作や貴社の制作に対する□□の想いから、理想のクリエイターを目指せる環境だと感じ、志望いたしました。
【入社後の未来】
ここは入社後のイメージを持たせる部分になります。
私が入社したらこんなところで頑張って、強みを活かしていけるイメージ持ってます!
と、いわゆるアピールですね。
これを記しておくと、
受験者:入社後のやりたい事が決まっている
採用側:入社後の働くイメージが持てる
上記の将来性を持たせることができます。
〔例〕
入社後は○○の強みを活かして、××に励み、貢献していきたいです。
以上が筆者の考える志望動機です。
ここまで見栄えと自己PRと続き、3回に分けてお送りしてきました。
総じて言えるのは、応募書類は全て繋がっています。
例えばどれだけ素敵な文章を書いていても、他の見栄えが乱雑だと印象は良くないですよね。
また、履歴書は良いと判断されても、ポートフォリオが伴ってなければ信用性もなくなりますね。
これから書類を作成する際は、一貫性などの繋がりをしっかり意識してみてください。