2020.12.16
クリエイティブ業界での就職活動において重要になってくるのが「ポートフォリオ」!
ポートフォリオは、自分のスキルや実績を企業に伝えるための作品集です。
クリエイティブ 業界への就職やフリーランスとして企業に自分を売り込む際、
自分に何ができるのかをアピールする大切なアイテムとなります。
ただし、作品だけの羅列はNG!
これまで自分が何を行い、どう考え、どうアウトプットしたかが肝心です。
思考やプロセス、制作背景などを作品と併せて見せることで、より魅力的なポートフォリオになります。
ポイント1
ポートフォリオはカタログではありません。完成した作品の他、アイデア構想やラフスケッチも掲載しましょう。
ポイント2
長い説明文章は中々読まれません。伝えたい事を分かりやすくまとめましょう。
ポイント3
余白が均等か、行間は適切か、文字間に違和感はないかなど、ちょっとしたことが
マイナスイメージにつながります。見せる相手をガッカリさせないようにしましょう。
ポイント4
キャリアセンターにある先輩たちのポートフォリオのようなものを最初から作ることが難しいです。
まずは、掲載できそうな作品のピックアップすることから進めましょう。
バージョン1として、まずは作品をまとめたものをクリアファイルに入れ、
キャリアセンターや講師の先生などにポートフォリオを見てもらい、アドバイスをもらって、
どんどんブラッシュアップをすることによって、クオリティの高いポートフォリオが完成します。
ポイント5
少なすぎて物足りなさを感じさせるのも、多すぎて見る人を飽きさせてしまうのもNG
20ページから25ページ程度でまとめましょう。
キャリアセンターには、内定をとった先輩たちのポートフォリオがあります。
上記ポイントについても参考となるイメージがありますので、
ぜひ来室して実際のポートフォリオを確認をし、みなさんの制作に活かしてください。
■製本の種類
ポートフォリオの製本には様々な種類があります。
・くるみ製本(無線綴じ)
表紙用の厚紙でくるんで製本します。 用紙の束の背に強力な糊をつけ、しっかりと綴じることができます。
・ツインループ製本
コーティングワイヤー(白・青)でしっかりと固定します。 360度開閉でき、コンパクトに使用できます。
・上製本(ハードカバー)
厚い表紙でくるむ上製本。固い表紙が中身をしっかりと保護します。 様々な綴じ方がご利用いただけます。
・中綴じ製本(ホッチキス)
用紙を重ねて2つ折りし、中央をホチキスで2か所固定します。 ページ数が少なくても綴じることができます。
・リング製本
プラスチックのリング(黒・青・白)で固定します。 見開きがスムーズで、書類の差替え時も再製本が可能です。
・テープ製本
原稿の背を製本テープで止める製本方式。 仕上がりが大学ノートのように背の部分を帯で固定した製本です。
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作品だけでなく、製本の仕方、仕上がりも、皆さんの表現方法のひとつ。
みなさんの作品に相性のよい製本方法を確かめてみてください。