2021.02.15
自己PRはこれまで身につけてきた強みやアピールポイントを伝える項目です。
ただまとめるだけではなく、「 採用担当者が一目見て理解できる 」PRをしなければなりません。
今回は伝わりやすい表現をご紹介します。
自己PRなどでは、アピールポイントと合わせて構成にも目を向けなければいけません。
主にポイントは三点です。
【論理的】
一見難しそうに見える手法ですが、実はそこまで小難しい点ではないです。
話の構成を結論→根拠で記す表現です。
まずはここから始めていきましょう。
【簡潔さ】
例えば誰かと話をしている時、長い話は少々気が重くなることありませんか?
文章も実は同様なのです。
長くなる話を読むと息が詰まるし疲れてしまいます。
伝えたい情報を以下に簡潔に伝えるか、
枠が定まっているからこそ、パッと見て伝わる簡潔さを身につけましょう。
【具体的】
簡潔と似ている部分が多いです。
長くなるより簡潔が良いですが、具体性に欠けると説得力はなくなります。
具体的な話にするために、数字などの事実や筆者の実体験を踏まえてイメージしやすい具体性を加えましょう。
結論→根拠→未来
この流れが全体の文章構成になります。
例として、筆者だったらこう書くというのを合わせて記載します。
【結論】
まずは自己PRに対する答えを一言で記しましょう。
最初で一番伝えたい事を伝える事で、その後の話のテーマが決まります。
〔例〕強みをコミュニケーションとします。
「私の強みは、どんな方でも自然に接し、良好な関係を築くことができるコミュニケーション能力です。」
【根拠】
先に記した結論を裏付けるエピソードを書きます。
注意点は二点あります。
1.出来るだけ【 直近のエピソードを交える事 】
例えば中高生の話を出したとしましょう。
最低でも2年以上前の話です。
現在の話でないと信憑性に欠けますね。
前はそうでも今はどうかがないと、専門学校では何もないのかなという印象です。
この理由から過去のエピソードを記すのもいいですが、直近の経験も交えて書きましょう。
〔例〕
「この強みを専門学校での生活を通して、磨きをかけてきました。」
2.ただ綴るだけでなく【 実行した工夫や感じた想いを加える事 】
よくあるのが、「あれこれしました。」だけの文章です。
間違ってはないですが、筆者の個性がなく可もなく不可もない文章になっています。
勘違いしてはいけないのが、ここで書くのは自分のPRです。
そこに個性がない普遍的な文章が記されていたら、それはPRと呼べるのでしょうか。
採用担当者に興味を持ってもらえるような表現をして自己PRを作りましょう。
〔例〕
「私は専門知識を学ぶだけでなく、同級生や講師の方々とも接点を持てるように行動しています。
ただ仲良くなるだけではなく、授業の事や知識、意見の交換を図るように交流していきました。
その結果、交流を持つことで、授業以外でも幅広く学ぶ事ができるまでの力を磨くことができました。」
【未来】
〆としてその強みをどう活かすかを記しましょう。
これにより、社会に出た時のイメージを持たせることができます。
ただ力を持っているだけでなく、それをどう活かしていくか。
入社した後の活躍を想像することで、期待できるイメージが持てる事でしょう。
〔例〕
「以上の経験から、持ち前のコミュニケーション力に磨きをかけ自信を持つことができました。
今後はこの強みを活かし、社内外で交流を深め、自信の成長と技術向上に向けて励みたいです。」
以上の事をまとめると、
・論理的、簡潔、具体性
・結論→根拠→未来の流れ
これらが自己PRで意識するポイントとなります。
筆者の自論かつ経験ではありますが、就職活動でこれを意識してから書類選考の通過率が向上しました。
まずは、自分の強みが何なのかを考えていきましょう。
何も浮かばない、考えたけど分からない、完成したから見てほしい、
そんな時は是非お問い合わせを活用してください。