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【祝】卒業生・木村孝さん、第20回「名取洋之助写真賞奨励賞」を受賞

2026/1/21

Ⅰ部(昼間部)2年制写真科の卒業生、木村孝(きむら こう)さんが、第20回「名取洋之助写真賞奨励賞」を受賞されました。

名取洋之助写真賞は、日本における報道写真の第一人者・名取洋之助氏の名を冠した新人賞。新進写真家の発掘と活動を奨励を目的とし、主としてドキュメンタリー分野で活躍している40歳までの写真家を対象とした、写真家の登竜門です。

「名取洋之助写真賞」第20回の選考会は、山田健太氏(専修大学教授)、清水哲朗氏(写真家・JPS理事)、熊切大輔氏(写真家・JPS会長)の三氏によって行われ、最終協議の結果「名取洋之助写真賞」には板谷めぐみさんの「京大吉田寮~記憶と想起の結節点~」、「名取洋之助写真賞奨励賞」には木村孝さんの「アマタ―『永遠の街』の肖像」が選ばれました。

現在、本賞を記念した〈2025年第20回「名取洋之助写真賞」受賞作品 写真展〉も開催されています。※2026年1月16日(金)〜1月22日(木)富士フイルムフォトサロン 東京、2026年1月30日(金)〜2月5日(木)富士フイルムフォトサロン 大阪にて。

(以下、木村さんのコメントは公益社団法人日本写真家協会のHPより引用)

ポン|工場労働者
昨夜から仲間と酒を飲み続けている
ジョン|日用品販売業者
ニックネームは「ジョン・トラボルタ」のジョン

作品について

「アマタナコーン(永遠の街)」と呼ばれるタイの新興工業団地と隣接するニュータウンは、かつて野原だったが、いまでは700以上の企業の工場やオフィスが立ち並び、都市へと変貌している。この街の特質に興味を持った作者は、ランドスケープから撮影をはじめ、2017年からは街の人々を彼らのプライベートルームで撮影している。出稼ぎ労働者や周辺エリアの戸建て住宅に住む家族やその子ども、コロナ後に存在が目立つようになったカンボジアやミャンマーなどの外国人労働者。様々な背景を持つ彼らの姿とパーソナルな空間を通してこの街の「らしさ」、さらには現代アジアの「いま」そのものを表した作品。

授賞式の様子
授賞式の様子

受賞者のことば

この度は名取洋之助写真賞奨励賞をいただき大変光栄です。タイの新興工業団地とその街に惹かれ、2014年からランドスケープを、2017年から人々とそのプライベートルーム、そして現在はこの街にまつわる人々のマイナーヒストリーに目を向けた作品に取り組んでいます。2023年からはバンコクに拠点を持ちました。ここに生きる人々や、移りゆく「大きな歴史」、それらとの関係性のなかで続けていきたいと思っています。

キキ|運送会社スタッフ
ボーイフレンドと同棲中
バス|工場労働者
ラーマ9 世を敬愛している
ゾウゾウ|ミャンマー人の工場労働者
国軍政権に反抗するため大学を辞めてタイへ来た
ノイ|カンボジア人の工場労働者
フェム|カンボジア人の工場労働者
彼女の父はカンボジア軍の兵士

■木村 孝(きむら・こう)
日本大学文理学部および日本写真芸術専門学校卒業。株式会社角川グループパブリッシング写真室およびスターツ出版株式会社スタジオレイファクトリー勤務後、フリーランスとして独立。2020年よりgallery176メンバー。第2回PITCH GRANT グラント受賞。
【主な個展】
2020年 ライフ・コレクション・イン・ニュータウン / 銀座ニコンサロン(東京)大阪ニ コンサロン(大阪)
2022年 泳ぐセミ / gallery 176(大阪)
2024年 Amata / Kathmandu Photo Gallery(タイ・バンコク)

■写真展情報
2025年第20回「名取洋之助写真賞」受賞作品 写真展開催のお知らせ
〈東京会場〉
富士フイルムフォトサロン 東京
2026年1月16日(金)〜1月22日(木)
10:00~19:00(最終日は16:00・入館は終了10分前まで)

〈大阪会場〉
富士フイルムフォトサロン 大阪
2026年1月30日(金)〜2月5日(木)
10:00~19:00(最終日は14:00・入館は終了10分前まで)
ギャラリートーク:2026年2月1日(日)14:00~ 受賞者:板谷 めぐみ・木村孝

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