日本写真芸術専門学校の卒業生で写真家の加川京さん、中井菜央さん、フジモリメグミさんによるスペシャルトークショー開催です。
一人ひとりが創造性を求められる時代に、彼女らが見つめているまなざしの先にあるもの、そして彼女らにとっての「視覚表現」とは。
これまで国内・海外各地を取材し制作を続けてきた彼女たちの、それぞれの活動や作品制作、学生時代のエピソード、そして女性の視点ならではの写真との向き合い方、楽しみ方についてお話しいただきます。
聞き手には、インディペンデント・キュレーターの菅沼比呂志先生をお迎えします。
スペシャルトークショー「まなざしの先にあるもの ～女性の写真作家が語る視覚表現～」
開 催：2023年1月22日（日）
時 間：13：30～15：30
場 所：日本写真芸術専門学校
参 加：無料
申 込：こちらから
※加川京さん、中井菜央さんはオンラインでのご参加になります。
〔 ゲスト登壇 〕
加川京
鹿児島県徳之島生まれ。鹿児島市在住。
日本写真芸術専門学校フォトアートコース卒業。
写真展に、「点-点」TAP Gallery(清澄白河/2016年)、
「風と土と」ニコンサロン(銀座・梅田/2019)、
その他、地元徳之島にて地域おこし協力隊としての活動で古い写真の収集・修復・取材し、
フィールドワーク写真展を企画開催。
現在鹿児島市にて、葬儀用映像を制作。
中井菜央
1978年滋賀県生まれ。
2004年、写真家を志望し上京。2006年、日本写真芸術専門学校を卒業、作家活動を開始。
個展の開催、グループ展の参加多数。
主な個展に2014年「未明」銀座ニコンサロン（東京）、2018年「繡」Roonee 247 fine arts(東京)、2021年「破れる風景」津南町農と縄文の体験実習館なじょもん（新潟）、2022年「雪の刻」横浜市民ギャラリーあざみ野（神奈川）などがある。
赤々舎より「繡」「雪の刻 / THE TIME RULED BY SNOW」を上梓。現在東京在住。
フジモリメグミ
東京都出身、日本写真芸術専門学校卒業
日本写真芸術専門学校 講師
2011年 ‘petit GEISAI#15 準グランプリ
2013年より清澄白河 TAP Galleryに所属し、展示会やzineを主体に作品を発表
2011 GEISAI#15 受賞者展(Hidari Zingaro)
2013〜2019 ｢cynthia｣｢anemoi｣他(TAP Gallery)
2015 ｢hera｣(新宿/大阪ニコンサロン)
2018 ｢kairos｣(銀座/大阪ニコンサロン)
2020 ｢aroundscape｣(エプソンスクエア丸の内 エプサイト）
『第4回epSITE Exhibition Award』受賞
他展示会多数
菅沼 比呂志
インディペンデント・キュレーター。ʼ87年、(株)リクルート入社。ʼ90年若手アーティストをサポートするギャラリー「ガーディアン・ガーデン」の立上げに参加。以後、若い世代の新しい表現を求めた公募展、写真／グラフィックアート『ひとつぼ展』(ʼ92～ʼ08年)、写真／グラフィック「1_WALL」(ʼ09年～)等に携わる。ʼ17年よりフリーに。’18年「粒子にのせた言葉～日本現代写真の源流」展（古隠写真美術館／韓国釜山）、’21年「とどまってみえるもの」展（横浜市民ギャラリーあざみ野）、「第37回東川賞受賞作家展」（東川町国際写真フェスティバル）等の企画に携わる。また、平遥国際写真フェスティバル、テグフォトビエンナーレ、Young Art Taipei、Belfast Photo Festival等で展覧会の制作やポートフォリオレビューのレビュアーをこなす。ʻ17年よりT3 Photo Festival Tokyoの運営委員を務める。