過去・現在・未来の視点から、ひとりの写真家の軌跡に迫る。
誰かの「選択」に触れるとき、自分の輪郭が立ち上がる。
写真家の過去・現在・未来を紐解きながら、「どう生き、何を見つめ、何を未来へ手渡そうとしているのか」を探るトークシリーズです。
三つの時間軸を往還しながら、ひとりの表現者の軌跡に迫ります。
作家本人の声に耳を傾ける回。あるいは、専門家が時代背景とともに、その視線や思想を読み解く回。シャッターが切られる「瞬間」の背後には、その人が積み重ねてきた膨大な時間と、無数の選択があります。
ここで語られるのは、写真の話であって、写真だけの話ではありません。
一枚の写真の向こう側にある、プロフェッショナルとしての生き方や価値観。それに触れることは、私たち自身の見えない未来を照らし出すことでもあります。
無数の選択の軌跡をたどり、次の一歩を考える。そんな時間が、ここにあります。
第1回目の開催は、写真評論家で本校講師の鳥原学先生が、写真家 奥山淳志さんの作品を読み解きます。
■講師メッセージ
「撮り続けることに意味がある」と語る写真家は多い。その意味をみごとに示したのが、奥山淳志さんの「庭とエスキース」展と写真集『弁造』である。
奥山さんは20年以上にわたり、北海道で自給自足の暮らしを営んだ井上弁造さんを撮り続けてきた。当初は庭や暮らしを記録することから始まった撮影は、やがて一人の人間の内面へと向かい、「生きることの質感」を見つめる表現へと深まっていく。
繰り返しのなかで撮る意味を問い、それでも撮り続けたからこそ見えてきたものがある。その「しつこさ」こそが、一人の人間に内在する豊かな世界を掘り起こした。その健やかな人間についての探求心に、敬意を払わずにはいられない。
今回のトークショーでは、彼の一見おだやかで、しかし、熱い情熱がこもった写真をみなさんと解き明かしていこうと思います。
写真を学ぶ方はもちろん、表現やものづくり、人生の選択について考えたい方にもおすすめのトークイベントです。皆さまのご参加をお待ちしております。
■開始時間 13:00
■終了時間 14:30
ENTRY
申し込む
| 開催日 | 来校型 | オンライン |
|---|---|---|
|
8/1(土) |
予約する | -- |