日本を代表する写真家の一人であるハービー・山口先生が、2024年4月1日付で日本写真芸術専門学校(NPI)の校長に就任することが決定いたしました。
ハービー・山口先生はこれまで20年以上にわたり、特別講義などを通じて本校の学生の成長に貢献されてきました。
ハービー・山口先生の才能とご経験、そして教育への情熱が次代を担う優秀なクリエイターの育成に不可欠であると考え、この度、校長に招聘させていただくことになりました。
校長就任に寄せて
ハービー・山口先生からのメッセージ
この度、校長に就任致しました。
写真を学ぶ学校でありますが、写真を学ぶと同時に人間性を学ぶことも大切だと考えています。人間として大切なものを持っていれば、将来どんな分野で生きて行こうが通用します。
学ぶこと、好奇心を失わないこと、謙虚でいること、礼儀正しいこと、他の人のお役に立つ人間になること、自分の個性を十分発揮出来る人生を送ること……。写真を探究するのは勿論ですが、人生も学べる学校を目指したいと思っております。
ハービー・山口
1950年東京都出身。23歳でロンドンに渡り10年間在住、劇団の役者を経ながら写真活動に励む。折からのパンクロックのムーブメントの中、ミュージシャンのポートレートが高く評価された。幼年期に患った病歴の末、写真のテーマを「生きる希望」とし人物を撮り続けている。エッセイの執筆、ラジオのパーソナリティー、ギタリスト布袋寅泰には歌詞を提供している。テレビ番組「徹子の部屋」にも出演するなど幅広い年代層から支持されている。2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。個展・著作多数。作家名の「ハービー」は、敬愛するジャズフルート奏者ハービーマンより。
新校長のリーダーシップのもと、NPIはさらなる飛躍を遂げ、日本の写真業界に貢献できる人材の輩出を目指します。
なお、副校長には同じく写真家の倉持正実氏((社)日本写真家協会会員)が就任されます。
また、校長就任を記念して、写真展「ささやかな希望を祈り続けた50年 -カメラとともに- 」を6月25日(火)から開催いたします。詳細や最新情報は、近日中に当校ホームページにてご案内いたします。