業界で活躍する写真家に、これまでの作品やお仕事の内容についてお話しいただく「スペシャルトークライブ」。今回はゲストに第36回土門拳賞受賞写真家・梁丞佑さん、聞き手にインディペンデント・キュレーターの菅沼比呂志先生をお招きします。
「新宿迷子」「The Last Cabaret」など写真集出版のほか、展示などフリーランスの写真家として活躍されている梁丞佑さん。アンダーグラウンドな世界の、生々しくもユニークで温かみのある光景を撮った作品が読者を魅了します。
韓国から留学生として日本で写真を学び、新宿・歌舞伎町を中心にで撮影を続けていた当時の、その奇抜な取材エピソードや体験談、そして写真集出版までのお話などについてお伺いします。
聞き手には、インディペンデント・キュレーターとして展覧会の企画制作やレビュワーまで幅広く活躍されている菅沼比呂志先生をお迎えします。お二人が繰り広げるトークに、これから写真を学びたいと考えている方のヒントとなる貴重なお話を聞くことができます。
日 程:2021年9月5日(日)
時 間:13:30~15:30
場 所:日本写真芸術専門学校
参 加:来校またはオンライン参加
▽来校参加申し込み
▽オンライン参加申し込み
梁 丞佑
1996年に来⽇し、2000年に⽇本写真芸術専⾨学校を卒業。2017年に第36回⼟⾨拳賞を受賞した。現在は国内外での展⽰や雑誌に作品の掲載など、フリーランスで写真家として活動。⽇本では六本⽊の禅フォトギャラリーに所属し、韓国ではIANNBooksと関わって展⽰をすることなどが多い。写真集に『⻘春吉⽇』/『花は春だけに咲くものではない』(Noonbit/韓国ソウル)、『⼈』『新宿迷⼦』(禅フォトギャラリー/東京)など多数。
菅沼 比呂志
インディペンデント・キュレーター。ʼ87年、(株)リクルート⼊社。ʼ90年若⼿アーティストをサポートするギャラリー「ガーディアン・ガーデン」の⽴上げに参加。以後、若い世代の新しい表現を求めた公募展、写真/グラフィックアート『ひとつぼ展』(ʼ92〜ʼ08年)、写真/グラフィック「1_WALL」(ʼ09年〜)等に携わる。ʼ17年よりフリーに。ʼ18年「粒⼦にのせた⾔葉〜⽇本現代写真の源流」展(古隠写真美術館/韓国釜⼭)、ʼ21年「とどまってみえるもの」展(横浜市⺠ギャラリーあざみ野)、「第37回東川賞受賞作家展」(東川町国際写真フェスティバル)等の企画に携わる。また、平遥国際写真フェスティバル、テグフォトビエンナーレ、Young Art Taipei、Belfast Photo Festival等で展覧会の制作やポートフォリオレビューのレビュアーをこなす。ʻ17年よりT3 Photo Festival Tokyoの運営委員を務める。