写真の楽しさや奥深さを体験するスターティングワークショップ。
写真を学びはじめたばかりで不安な新入生たちに写真の魅力を伝えてくれるのが、写真家のハービー・山口先生です。
「自分が撮りたいものを撮り続けてほしい。その先にあなたたちのオリジナリティが生まれてくるから。」
ハービー先生の講義はいつも勇気をもらえます。
そして、今年は素敵な偶然が生まれました。
講義の休憩時間に一人の学生が先生に話しかけました。13年程前、まだ子どもの頃にハービー先生に撮影してもらったとのこと。少し会話をすると「あぁ、雨の日にカッパを着ていた子だね。足もとの水たまりで遊んでいたよね」と、先生は撮影した時の状況を鮮明に思い出されていました。たくさんの撮影の中から１カット撮った場面を思い返すことができるプロフェッショナルな姿と、撮影した写真一枚一枚を大切にしている先生の人柄を垣間見ることができました。
講義が終わっても学生の質問に答えてくださり、学生たちはハービー先生からたくさんの言葉を受け取りました。
ハービー先生、ありがとうございました！